ほっとすまいる5月号
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報 告報 告2生協くまもと平和学習バスツアー大刀洗平和記念館を訪ね平和について学びました開催日:3月17日㈮  参加人数:29名見学場所:筑前町立大刀洗平和記念館(福岡県朝倉郡)家庭会研修バスツアー阿蘇の震災遺構を訪ねました開催日:3月16日㈭  参加人数:16名見学場所:震災遺構「旧東海大学阿蘇キャンパス」と新阿蘇大橋 平和について学ぶ為に、西日本における陸軍の航空拠点だった大刀洗飛行場のある筑前町立大刀洗平和記念館を見学するバスツアーを開催しました。 当日は、朝8時前にミニコープ人吉を出発し、宮原SA、益城町の熊本本部から乗り合わせ、筑前町立大刀洗平和記念館に向かいました。見学場所へ向かうバスの中では、事前に見学場所に関するクイズ大会を開き、解説しながら楽しく過ごしました。 筑前町立大刀洗平和記念館では、館内ガイドさんに、この日の為に準備した千羽鶴をお渡しし、館内に飾っていただきました。館内の説明を受けた後、『大刀洗 1945.3.27』のシアター映像を見て、この地であった戦争の惨禍を知りました。 大刀洗大空襲で亡くなった犠牲者の遺影もあり、年の頃まだ10歳ぐらいの子ども達の写真が当時の悲惨さを物語っていました。また、学生達が国や家族を護る為に自らの命を捧げた記録や、世界で唯一現存する零式艦上戦闘機三二型や九七式戦闘機を目にし、忘れてはならない戦争の悲劇を知りました。参加された方からは、「あらためて今おきている戦争を止めてほしいと思った」「中々、自分では来れないので、参加出来て良かった。」との声をいただきました。 今、私たちが平和でいられる事が決してあたり前では無く、沢山の命と犠牲の上に今があり、平和の大切さを後世に語り継ぎ、平和を守っていかなければならないと痛感しました。参加してみてとても有意義な一日となりました。 水俣芦北地区の家庭会の行事として、家庭会研修バスツアーを開催しました。 2016年の熊本地震では、2度にわたる震度7の揺れが熊本を襲いました。その記憶を未来へ遺し、学ぶため、震災遺構『旧東海大学阿蘇キャンパス』と新阿蘇大橋を訪ねました。 当日は、水光社本店と津奈木店から乗り合わせ、阿蘇へと向かいました。バスの中では、久しぶりのバスツアーを楽しみにして参加された方もおられ、車内ではお互いの近況や世間話にも花が咲きました。 最初に新しくなった阿蘇大橋を見学し、地崩れした跡がまだまだ残っている姿を見て、当時の被害の大きさを実感しました。次に、震災遺構「旧東海大学阿蘇キャンパス」を訪ねました。同キャンパスでは、地元のガイドさんに、当時のまま保存してある断層と建物の被害について説明いただきました。特に同じ建物でも、震災前に耐震補強した部分と、湾曲したつくりの為補強出来なかった部分で、被害に大きな差があり、改めて耐震補強の大切さを感じました。特に被害の大きかった1階の事務所は、倒壊を防ぐため補強はしてありましたが、当時の散乱した状況のまま残してあり、あの日のカレンダーがそのままで、まるでそこだけ時が止まっているかのように感じました。見学後は、阿蘇ファームランドにて昼食を取り、阿蘇の美味しい物を堪能しました。 今回参加した家庭会の皆さんからも、「テレビで見た様子と実際見た様子では生々しさが全然違い、体験できて良かった」、「震災遺構の若いガイドさんが、地元の為に一生懸命頑張っている姿を見て応援したくなった」「いつ次の地震が起きてもおかしくないので備えは大事だよね」との感想があり、また次も参加したいという声をいただきました。熊本地震を教訓として、改めて地震に備える事の大切さを学ぶことが出来ました。旧東海大阿蘇キャンパスを見学裂けた建物(旧東海大阿蘇キャンパス)ワンピースのキャラクターロビン像前で集合写真見学風景折り鶴贈呈平和記念館前で集合写真にこにこ・わいわい くみかつトピックスにこにこ・わいわい くみかつトピックス

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