ほっとすまいる 4月号
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 計 計 ❸郁支援事務局 中島  ●こーぷ喫茶熊本地震から5年するための、電源がいらない手押しポンプ式の井戸)やかまどベンチ(かまどとベンチが一体となったもの。防災時はベンチ部分を取り外し煮炊きすることが可能)、マンホールトイレなどの防災設備を備え、地域の防災と集まりどころとしての機能を備えました。年に1回、設備の点検も兼ねて「防災と地域の広トも行っています(2020年度はコロナウイルス感染症対策のため中止)。(2020年3月をもって終了)2016年9月8日に、仮設住民のコニュニティーづくりの手助けになればと、サロン活動「こーぷ喫茶」を開始。組合員場inコープ春日」というイベンよりボランティアを募り、「コープサポーター」として無償で協力いただきました。懐かしい唱歌や手遊び、ストレッチなどを行い、交流の場となりました。熊本地震からこの4月で5年が過ぎようとしています。この5年間の被災地支援で学んだ「被災者に寄り添うこと」・・・特別なことではなく、一緒に笑い、話すことなのだなと今心からそう思います。また、その活動を通して支援者も被災者の方々からすごいパワーをもらっていたんだということにも気づかされました。現在、被災地の道路や建物の復興は進んでいますが、被災者の方々の心の復興は進んでいるのでしょうか。最近支援活動サポーターから「また、楽しい企画したいですね」との声が届きました。まだ熊本地震の支援活動も終わりには行きついていません。今後サポーターとともに被災者の笑顔のために仮設がゼロになるまで、寄り添っていきたいと思います。5年という年月の中で、様々な変化も生まれました。前述した移動店舗販売や春日プランもその一例です。震災当時大きな被害を受けた生協くまもとの熊本事務所会議棟は、骨組みをそのまま残し新たに熊本本部棟として建替えられました。2021年3月7日には崩落した阿蘇大橋も全面開通し、復興が確実に進んでいることを印象付けました。まだまだ道半ばのこともありますが、皆さんの歩みの傍らに生協くまもとが寄り添えたら、との願いに変わりはありません。『ともに、明日へ』コープサポーターによる被災地支援活動 (単位:人)こーぷ喫茶の活動(2016年9月8日〜2020年3月31日)崩落した斜面の前を通る復旧したJRの列車崩落した斜面の前を通る復旧したJRの列車住人参加コープサポーター2,0122016年度〜2019年度20,458回数住人開催場所益城町広崎仮設39益城町赤井仮設42益城町安永仮設34益城町小池島田仮設33コープ春日24熊本市東町仮設25熊本市塚原仮設172142,1222017年の様子2017年の様子職員・事務局1,74524,215参加サポーター職員・事務局総計776120476180441213141392155973591461191373746171805314672488836243,629こーぷ喫茶:みんなで懐かしい唱唱歌を大合唱こーぷ喫茶:みんなで懐かしい歌を大合唱7956446242203042662016年4月。私たちの暮らす熊本を最大震度7の大2016年4月。私たちの暮らす熊本を最大震度7の大前例のない「前震」と「本震」により壊滅的な被害が各前例のない「前震」と「本震」により壊滅的な被害が各在)の方が仮設団地で仮住まいをされています。生協く在)の方が仮設団地で仮住まいをされています。生協くコープサポーターによる被災地支援活動熊本地震熊本地震

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