ほっとすまいる 12月号
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生協くまもとは定期的に産直点検を行っていますに「産直点検」を実施し生協くまもとは、安全性や品質・環境などの項目に沿って、産地と生協の双方で定期的ています。かんやレモンなど季節ごとの柑橘類を栽培されている「寺本果実園」を訪問し、コープ九州事業連合の野村さんと職員、組合員で、栽培・肥育・管理方法の60以上の項目について、慎重に検証・確認し合いました。河内町で有明海をのぞみ、人の手で積み上げた石垣と、化学肥料や除草剤を使わず草刈りされた快適な園地では、色づき前のミカンたちが気持ちよさそうに収穫を待っていました。また障がい者の方々に、生活・育成・自立支援の場を提供するために、「オレンジワークの会」を立ち上げて雇用されていて、持続可能な社会の実現をめざす「SDGs」に掲げられた目標の思いに共感しています。今後も、生産者はさらに先の世代まで安定して作り続け、私たちも食べ続けることができる食の未来のために、分かりやすい情報発信で認知して頂けるような取り組みを進めていきます。今回の訪問で寺本果実園の「めざす方向性とより確かな安心」を、組合員の目で確認してきたことを報告します。組合員理事 中野祐子※組合員の方からいただいたご意見・ご要望を「組合員の声実現室」にて取りまとめ、皆さんにお知らせ致します。生産者(産地)中田果樹園(宇城市)検出せず1.商品抜き取り検査報告 生協くまもとでは、産直品の商品検査を行っています。 野菜・果物・米については、「基準を超える農薬が残留していないか」などの残留農薬検査、たまごはサルモネラ属菌の微生物検査、豚肉は動物用医薬品検査を実施しています。検査品は共同購入お届け商品の中から抜き取りしています。 10月は2品目を検査しました。結果は次のとおりです。 ■検査項目:残留農薬検査(245種農薬一斉定量分析)  く・まるしぇカタログ10月①週より  検査実施日:10月7日、結果報告日:10月16日検査結果寺本果実園(河内町)検出せず ◆他の商品につきましてはコープ九州事業連合の検査センター(エフコープ)で商品検査を行い、安全性を確認しています。【ご意見】 玉ねぎの頭頂部が緑が濃く、いつもにも増して辛く感じました。どうしてでしょうか?【回答】 玉ねぎの辛みは、硫化アリルという成分から来ています。この成分はニンニクやニラなどにも共通して含まれ、ニオイや辛みの原因となる反面、血液をサラサラにしたり消化を助ける役割もある成分です。辛さの程度は玉ねぎによって異なり、今回、お申し出頂いた玉ねぎは、硫化アリル成分が多く含まれていた事が考えられました。その多くは、炒めたり、水にさらしたりする事で和らぎますのでお試し下さい。       ❽商品名極早生みかん国産レモン2.産直点検報告 生協くまもとでは、年に1回、産直生産者とともに、法令順守、衛生管理の確保、完了保全活動、労働安全など事業活動にとって基本的な事項を確認するために、産直点検を行っています。10月の産直点検は次の通りです。指摘改善事項については、二次点検の際に改善状況を確認しています。(日本生協連の適正農薬模範に基づく点検)どんぐりの会中田果樹園寺本果実園生産者国産レモン10月15日は、温州み品目ごぼう実施日10月1日10月7日柑橘類10月15日組合員の声10月商品抜き取り検査報告・産直点検報告

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